2022年8月17日水曜日

【日記】「究極中国語」は優れた中国語学習アプリ、「良い大学」に行くメリットとは

 2022年8月16日(火) 

8月も半分が過ぎ、そろそろ職場から新学期関係の連絡が届くようになってきた。とは言っても、講義の段取り等はまだ少し先の話で、まず最初に連絡が来るのは、遠くへ出かけている人に対しての「返校手続き」に関する連絡である。

省外や国外に出るには大学から許可をもらう必要があるなど手続きが面倒だが、帰ってくる時にもそれなりに面倒な手続きが課せられる。「返校規定」に準拠した手続きをとらないとキャンパスに入ることができない。もっとも、私はというと、今年の夏はコロナ規制以前に居留証更新の手続きのために珠海市から一歩も出られない状態が続いているので、返校手続きとは無縁である。

この日記の文末に毎日記録を残しているように、相変わらず中国語の学習を続けている。朝は単語と例文の暗記を行い、それ以外の時間には、できるだけ中国を聞いたり実践で使ったりするように心がけている。当初、暗記学習は単語だけについて行っていたのだけど、なかなか中国語が口をついて出てこないので、そのまま使える形で言葉を暗記しようと思い例文の暗記を始めた。これが正解で、暗記した例文の数が増えるに従って、日常生活の中で中国語で発話できる機会が増えてきた。

現在は「究極中国語」というiOSアプリを使っているのだけれど、このアプリがとても良くできていて助かっている。一度正解した問題も良い塩梅で忘れた頃に再び出題してくれるのだ。また、習熟度の判断が的確なのも良い。各項目ごとに「学習中」「習得中」「習得」「完成」の四段階で習熟度を判断してくれるのだけれど、最高レベルの「完成」のステータスが付いた例文や単語は、確かに確実に使いこなせるレベルに達していのが自分でもよく分かる。もちろん、その分「完成」ステータスに到達することは難しく、単語に関しては2年間ほど毎日学習していて、「完成」に到達したのはやっと952語だ。

このアプリ、非常によくできていて、とても気に入っているのだけれど、一つ欲をいうと、教材の更新頻度が遅いのが若干不満ではある。コロナ禍関連の例文等、最近の世情と関連した例文が追加されると、より実践的で良い教材になるだろう。原稿の教材はコロナ前にアップデートされたのが最後なので、その内容もやはり「コロナ前っぽい」内容となっている。

「コロナ前っぽい」例文

さて、Twitterのタイムラインを見ていたら、今日は以下のようなツイートがバズっているのを見かけた。
いわゆる「良い大学」に行くことの意味は、良い授業を受けられることにあるのではなく、「頭の良い級友に恵まれる」ということにある。
私は、いわゆる「良い大学」出身ではないので、その良さが体験的には良くわからないけれど、私が出たような「たいして良くない大学」にも「頭の良い級友」は確実にいたので、上記のような意見を述べるのには、「頭の良い」の定義が必要だろう。

日本語SNS界隈で「良い大学」と言われるときは「高偏差値大学」、「頭の良い級友」は「入学時点で高偏差値だった級友」という定義が実際に近いのだろうと想像するが、個人的には「入学時点で高偏差値だった級友」に何か大した意味があるとは思えない。私が想像するに、級友に恵まれるということよりも、学校派閥の構成員の一人になることのメリットを「頭の良い級友に恵まれる」と言い換えているだけなのではないか。

私が個人的に「良い大学」を出ていなくて損したなと思うのは、研究職に就けなかった場合の代わりの就職の可能性が学歴フィルターで狭められることくらいだと思う。そして、幸いなことに、現在研究職に就けているので実質的には何も損はしていない。ただ、研究職に就けなかったことを考えるとぞっとする時はある。日本の有名企業に就職したいのであれば、やはり「良い大学」に行くべきだろうと思う。


中国語学習

単語と例文の暗記(20分程度)

ピアノ練習

SimplyPiano、エリーゼのために